[映画]笑いのカイブツ
書店の特設コーナーで映画予告を見た翌日に観てきました。
″伝説のハガキ職人″ツチヤタカユキ。
誰よりもお笑いを愛し誰よりも遠ざけた、笑いに取り憑かれた男の半生を描いた同名小説をもとにした映画。
「グロい」映画でした。
お笑いが好きで少し気になるから観に行ったんですが、いわゆる格好がいいお笑い業界は一才出てこなくて業界の厳しさをまざまざと見せられる作品です。
ただツチヤが人や社会に触れたときの感情や理想を追い求める姿は、自分自身を見ているというより理想の自分を見ているようでした。
映画を観ながらここまでできないと思ってしまったからこそツチヤに嫉妬し時に応援したくなるそんな映画でした。
「地獄やのぉ、この地獄で生きろや」